Hanatani Garden Works

建物際の花壇を伐採・伐根|掘ったらインターホンの配線が出てきた現場

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こんにちは。大阪府八尾市の植木屋、ハナタニガーデンワークスです。



今回は、建物際の細いレンガ花壇に植わっていた、ユーカリ・オリーブ・シマトネリコの伐採と伐根を行いました。



以前は壁を覆うほど茂った枝葉を強剪定して対応しましたが、今回は根ごと取り除くことに。作業時間は約2時間。根を掘り出す作業は、シャベルとバールを使った手作業で進めました。



「機械で引っ張ったら早いんちゃう?」と思うかもしれません。でも、この場所ではそうはいきません。掘り進めると、根のすぐ横からインターホンの配線が出てきたんです。




建物と設備に囲まれた、細いレンガ花壇



花壇は幅が狭く、すぐ横には建物の基礎と外壁があります。周囲には縦樋、散水栓、インターホン。木だけを見て作業方法を決められる場所ではありません。

建物際の細いレンガ花壇に植えられた庭木と周囲の状況

重機が入るスペースがないうえに、仮に機械を近づけられても、そのまま株を引っ張ってよい条件ではないと判断しました。



地上には設備が見えています。では、その配管や配線はどこを通っているのか。土の中が分からない以上、まずは確認しながら掘る必要があります。

シマトネリコは成長が早く、植える場所や育ち方によっては、数年でこの規模になることもあります。

今回も建物の高さに迫るところまで伸びていました。

「小さいうちはちょうどいいと思って植えたのに」というご相談は、実際によく受けます。

植えたときの姿からは、なかなか想像できませんよね。

「こんなに大きくなるんや」と驚く気持ちも分かります。




伐採が終わっても、作業はここから



今回の現場では、地上部分を切って取り除く伐採の工程は、比較的短い時間で終わりました。ただ、木がなくなってすっきりしても、まだ作業の途中です。

花壇の庭木を伐採する工程の様子

木を切ることと、土の中の根を取り除くことは、別の作業です。



枝や幹は見えますが、根がどちらへ伸び、何と接しているかは見えません。今回、特に気を使ったのは、この先の伐根でした。




シャベルとバールで、根の行き先を確認する



まず株の周囲を少しずつ掘り、根の走り方を確認します。太い根が出てきても、すぐに大きな力をかけるのではなく、先がどこへ続いているかを見ていきます。

株の周囲を掘り進め、根の位置を確認している様子

周囲を確認できたところで、バールを使って少しずつ浮かせていきました。一気に引き抜こうとせず、根の行き先を1本ずつ追う進め方です。



狭い場所なので、力をかける方向にも気を使います。根が動いても、その力で花壇や建物側を傷めてしまっては困りますからね。




根のすぐ横から、インターホンの電線管が出てきた



掘り進めると、根のすぐ横からオレンジ色のCD管が2本現れました。電線を保護するための管で、今回、中を通っていたのはインターホンの配線です。

掘削中に根の近くから現れたオレンジ色の電線管

別の位置では、白い塩ビ管と継手も露出しました。根は配管に多少絡んでいて、完全に別々の場所を通っているわけではありませんでした。

土中の配管と根の位置を確認するために掘り出した部分

この状態を見て、確認せずに株を引っ張っていたら、管や中の配線まで一緒に傷めていたかもしれないと感じました。地上では木が設備から離れて見えても、土の中まで離れているとは限りません。



電線管まわりの怖さは、傷めてもその場で異常に気づけないことがある点です。



水道管なら、破損して水が出ることで気づく場合があります。一方、インターホンの配線は、あとで呼び出しボタンを押して初めて「鳴らない」と分かることも考えられます。土を戻したあとでは、原因を探す手間も増えてしまいます。



建物際の花壇は、図面などの情報と現物を照らし合わせないと、何がどこを通っているか分からない。今回も、土を掘って初めて見えた位置関係がありました。




手作業を選んだ理由は、確認しながら止まれること



今回、手掘りを選んだのは、単に「手作業のほうが丁寧だから」ではありません。



土を少しずつ動かし、根と配管の位置を確かめながら、力をかける前に止まれること。



この現場では、そこが大事でした。根が見えたら、その周囲を確認する。管が出てきたら、根との位置関係を見る。引っ張ることで管まで動かしてしまわないかを考えてから、次へ進みます。



重機は頼りになる道具ですが、根や土をまとめて動かすと、見えていない先にも力が伝わります。今回のように設備が近く、根が配管に絡んでいる場所では、その力の伝わり方が気になります。



約2時間は、ただ根と格闘していた時間ではありません。根の位置と設備の位置を確かめ、どこなら動かせるかを判断しながら進めた時間でもあります。



地上の木がなくなると、もう終わりに見えるんですけどね。今回は、そのあとに気を配る場面が詰まっていました。




自分で伐根するなら、見慣れない管が出たところで止める



木の大きさや周囲の条件によっては、伐採をDIYで行える場合もあります。ただし、伐根まで同じ感覚で進められるとは限りません。

伐根時に注意が必要な花壇内の埋設物まわり

特に建物際、水道メーター付近、エアコン室外機まわりは注意が必要です。玄関や門柱、インターホンの近くも、地中に配線がある可能性を考えておきたい場所です。



オレンジや灰色の樹脂管、塩ビ管などが見えたら、いったん手を止めてください。



用途が分からないまま、切ったり、引っ張ったりしないこと。必要に応じて電気工事店などに確認してください。配線を傷めれば設備が使えなくなり、通り道によっては復旧にも大きな手間がかかります。




土を戻して、花壇の次の使い方へ



根を取り除いたあとは、土を戻して整地しました。

この花壇は、このあと解体して駐車スペースの一部にする計画があります。今回は木をなくすだけでなく、場所の使い方を変えるための工程でもありました。



次の工事でも、今回見えた配管や配線の位置は大切な情報になります。土を戻せば見えなくなるからこそ、その先の作業にもつなげておきたいところです。




八尾市周辺の伐採・伐根をご検討の方へ



庭木の伐採・伐根は、木の大きさだけでなく、周囲の設備や作業後の使い方によって進め方が変わります。



八尾市周辺で「建物際の木を撤去したい」「花壇を解体する前に根を取り除きたい」とお考えの方は、ハナタニガーデンワークスへご相談ください。現場の状況を確認しながら、進め方を考えます。



▶ ハナタニガーデンワークスへのご相談はこちら



最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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更新: 2026/9/28