Hanatani Garden Works

共感できた、モチベーションに左右されるDIYの罠。3か月止まったリノベーション

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日曜日、知人のマンションでDIYのお手伝いをしてきました。

今回の作業は、キッチン壁面に貼ったタイルの目地入れです。

実はこのタイル、前回私がお手伝いしたのは6月でした。

そこから約3か月。

ようやく次の作業に進んだことになります。

「3か月も空いたん?」と思われるかもしれません。

でも今回、その理由を聞いて、私はかなり共感しました。

DIYって、始める前は楽しい。でも現実を知った瞬間から、急にモチベーションとの戦いになるんですよね。

私自身、古民家をセルフリノベーションした経験があるので、「ああ、分かるわ……」となった話です。

DIYでタイルの目地入れをしている様子




6月にタイルを貼って、そのまま3か月



前回、このマンションへ来たのは6月でした。

その時はキッチン壁面へタイルを貼る作業をお手伝いしました。

タイルを一枚ずつ並べ、位置を調整しながら貼っていく。

完成すると、かなり雰囲気が変わります。

「次は目地を入れたら完成ですね。」

そんな話をして、その日は終わりました。

ところが、その「次」がなかなか来ませんでした。

気がつけば7月。

8月。

そして9月。

約3か月、作業は止まっていました。

でも、今回話を聞いてみると、その理由はとてもよく分かりました。




DIYは始める前が一番楽しい



DIYやセルフリノベーションを始める前って、ものすごくワクワクします。

「ここをこんな部屋にしたい。」

「この壁にはこのタイルを貼ろう。」

「完成したら絶対おしゃれになる。」

頭の中では、もう完成しています。

ホームセンターへ材料を見に行くのも楽しいですし、YouTubeで施工動画を見ている時間も楽しい。

DIYのスタート地点は、ほぼ100%ワクワクなんです。

ところが、実際に作業を始めると少しずつ現実が見えてきます。




思っていたより難しい。そして必ず失敗する



いざ施工してみると、動画で見ていたようにはいきません。

寸法が合わない。

材料を切り間違える。

水平にならない。

思っていたより時間がかかる。

やり直しも出ます。

場合によっては、せっかく買った材料をダメにしてしまうこともあります。

そして一つの作業を終える頃には、最初に感じていたワクワクより、

「疲れた……。」

という気持ちの方が大きくなってきます。

DIYで一番難しいのは、技術よりもモチベーションを維持することなのかもしれません。

これは私自身、古民家をセルフリノベーションした時にも何度も経験しました。




現場へ行くこと自体が億劫になってくる



最初は休日になると、

「今日はここをやろう。」

と楽しみに現場へ向かいます。

でも失敗ややり直しを何度も経験すると、少しずつ感覚が変わってきます。

「あそこ、まだ直さなあかんな。」

「次の工程、面倒やな。」

「今日は疲れてるし、来週でええか。」

そうやって一週間が二週間になり、気がつけば数か月。

これは本当にDIYあるあるだと思います。

今回の話を聞いて、「自分だけじゃなかったんやな」と妙に安心しました(笑)。




「一緒にいてもらえるだけで助かる」という言葉



今回の目地入れ作業は、思っていたより早く終わりました。

一日仕事になると思っていましたが、実際にはそこまで時間はかかりませんでした。

それでも、一日分の日当をいただきました。

正直、私は少し申し訳ない気持ちになりました。

「こんなに早く終わったのに、一日分もらっていいんかな。」

そう思っていたのですが、相手から返ってきた言葉が印象的でした。

「一人ではどうしても作業できへんから、一緒にいてもらえるだけで助かる。」

この言葉は、かなり響きました。




作業量ではなく「再び動き出すこと」に価値があった



私は最初、「何時間働いたか」で考えていました。

でも相手が求めていたものは、そこではなかったのかもしれません。

3か月止まっていた作業を、もう一度動かすこと。

一人では億劫だった現場へ、一緒に行くこと。

「今日はここまでやろう」と背中を押すこと。

その場にもう一人いることで、止まっていたDIYが再び進み始める。

そこにも価値があるんだと気づきました。

今回いただいた分は、次にお手伝いする時に、できるだけ仕事でお返ししたいと思っています。




DIYは「一人で全部やること」が目的ではない



DIYという言葉から、「全部自分でやらなければいけない」と考えてしまいがちです。

でも、本来の目的はそこではないと思います。

自分でできる部分は自分でやる。

分からないところは調べる。

難しいところだけ誰かに手伝ってもらう。

止まってしまったら、一緒に作業する人を呼ぶ。

それでも十分DIYです。

むしろ、最後まで完成させるために、人を頼ることも一つの技術なのかもしれません。




自分の古民家リノベーションを思い出しました



私は今住んでいる古民家を、自分で大規模にリノベーションしました。

解体から始まり、床、壁、屋根、キッチン、風呂、トイレなど、かなりの部分を自分で施工しました。

もちろん楽しい瞬間もたくさんありました。

でも、ずっと楽しかったわけではありません。

「もう今日はやりたくない。」

「なんでこんなこと始めたんやろ。」

そう思ったことも何度もあります。

だから今回、3か月作業が止まっていたという話を聞いた時も、まったく否定的には感じませんでした。

むしろ、

「分かる。めちゃくちゃ分かる。」

という気持ちでした。




まとめ:モチベーションが落ちるのは普通なのかもしれない



今回改めて感じたのは、DIYでモチベーションが落ちること自体は、決して珍しいことではないということです。

始める前は楽しい。

やってみる。

失敗する。

疲れる。

そして少し離れる。

これもDIYの一部なのだと思います。

大切なのは、そこで完全に諦めてしまわないこと。

一人で動けなくなったなら、誰かと一緒にやってみる。

モチベーションだけに頼らず、再び動き出せる環境を作る。

それが、DIYを最後まで完成させるコツなのかもしれません。

今回、自分以外の人も同じところで止まるんだと知って、なんだか少し安心しました。

そして日曜日の目地入れ作業は、DIYについて改めて考える良い機会になりました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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更新: 2026/9/7