Hanatani Garden Works

街路樹に薬剤散布をしています。プロが教える目的と注意点。

■ 街路樹って、なんで定期的に薬を撒いているの?

今日は、街路樹の薬剤散布の現場に入ってきました。

作業していると、たまに聞かれるのが、

「街路樹って、なんで定期的に薬を撒いているの?」

という疑問です。

実はこれ、

木が弱ってから治療するためではなく、

事前に防ぐ“予防”が目的なんです。

街路樹への薬剤散布作業の様子


■ なぜ薬剤散布が必要なのか

害虫や病気は、

一度広がると止めるのが大変です。

だからこそ、

発生する前に防ぐことが重要になります。

実際、発生してから対応するより、

予防散布の方が効果が高いケースが多いです。

さらに街路樹は、

多くの人が利用する道路や公園にあります。

景観と安全を維持することも大切な役割です。


■ どんな害虫・病気が対象なのか

街路樹でよく対象になるのは、

こういった害虫や病気です。

● ケムシ

葉を食べて木を弱らせる害虫です。

大量発生すると、

葉が一気になくなることもあります。

● カイガラムシ

枝や葉に張り付いて、

樹液を吸って木を弱らせます

放置するとベタベタした汚れも出ます。

● うどんこ病

葉が白い粉をふいたようになる病気です。

見た目も悪くなり、木も弱ります。

● 黒さび病

葉や茎に、

黒い斑点が出る病気です。

広がると葉が落ちることもあります。


■ 散布のタイミング

薬剤散布は、

年3回程度行うことが多いです。

基本は、

・5月

・7月

・9月

このタイミングです。

季節によって、

発生しやすい害虫や病気が変わるため、

定期的に続けることが大切になります。


■ 使用する薬剤

現場では、

主にこの3種類を使います。

● トレボン

害虫を駆除する殺虫剤です。

ケムシなどによく使います。

● トップジンM

病気を防ぐ殺菌剤です。

うどんこ病などの予防に使用します。

● 展着剤

薬剤を葉に密着させるためのものです。

薬の効果を高める役割があります。

この3つを混ぜて使うのが、

現場では基本になります。


■ プロならではの注意点

薬剤散布で特に気をつけるのが、

ドラフト(飛散)です。

風が強い日に散布すると、

薬剤が周囲へ飛んでしまいます。

だから、

風が強い日は避けるのが基本です。

また必要な場合は、

早朝に作業することもあります。

早朝は、

・風が弱い

・人通りが少ない

ので、安全に作業しやすいです。

周囲への配慮も、プロの大事な仕事だと思っています。


■ 個人のお庭でも予防は大切です

街路樹だけでなく、

個人のお庭でも予防散布は効果があります。

「なんか葉の色がおかしい」

「虫がついている気がする」

そんな段階で、

早めに相談していただくのが理想です。

早めの対応が、木を長く守ることにつながります。


■ まとめ

薬剤散布は、

木を弱らせないための“予防”です。

木も人間と同じで、

悪くなってからより、悪くなる前のケアが大切です。

庭木の管理や病害虫について気になることがあれば、

気軽にご相談ください。

こちらでも詳しくご案内しています。

https://lp.hanatanigardenworks.com/


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


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更新: 2026/5/8