■ 桜の枝先に、異様な白い塊がありました
先日、桜の剪定作業をしていた時のことです。
枝先に、
ドッジボールくらいの大きさの白い綿状の巣を発見しました。
「これはまずいな…」と思いながら中を確認すると、
黒いラインと黄色い斑点が入ったケムシが大量に群生していました。
かなりの数です。
植木屋として、すぐに対処しましたが、
もし放置していたら被害はかなり広がっていたと思います。
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■ アメリカシロヒトリとは?
今回見つけたのは、
アメリカシロヒトリという害虫です。
蛾の幼虫で、
桜をはじめ100種類以上の樹木につくと言われています。
小さいうちは淡い黄色ですが、
成長すると、
・黒いライン
・黄色い斑点
がはっきり出てきます。
そして特徴的なのが、
白い糸で巣を作って集団生活すること。
巣は枝先に作られることが多く、
今回見つけたものはドッジボールサイズ。
かなり成長していました。
発生時期は年2回。
・6月上旬〜7月中旬
・8月上旬〜9月中旬
この時期は特に注意が必要です。
■ なぜ桜に多いのか?
アメリカシロヒトリは、
特に桜につきやすい印象があります。
理由はいくつかあります。
まず、
桜の葉は柔らかく、水分が多いため、害虫に好まれやすいこと。
さらに、
葉が密集しやすいので湿度が高くなり、
害虫にとって快適な環境になりやすいです。
そして桜は、
並木や公園など、密集して植えられることも多いので、
害虫が次々と移動しやすいんです。
■ 放置するとどうなる?
アメリカシロヒトリは、
とにかく食欲がすごいです。
放置すると、
葉を食い尽くして木が丸坊主になることもあります。
しかも、一度だけでは終わりません。
同じ木が何度も被害を受けると、
木そのものが弱り、
最悪の場合は枯れることもあります。
さらに厄介なのが、
幼虫が約1.5cmくらいまで成長すると、
巣から離れて広範囲に散らばること。
こうなると、
一気に被害が広がります。
だからこそ、
早期発見・早期対処が本当に重要なんです。
■ プロはこう対処します
今回、僕がまずやったのは、
巣ごと枝を剪定して取り除くことでした。
これが基本です。
そして、その後に
スミチオンを散布して薬剤処理を行いました。
植木屋として思うのは、
「巣があるうちに対処するのが鉄則」ということ。
放置すると、
巣から幼虫が一気に散らばります。
そうなると、
本当に手がつけられなくなるんです。
■ 個人でもできる対処法
個人で対処する場合も、
一番大切なのは早期発見です。
白い綿状の巣を見つけたら、
できるだけ早く対処してください。
基本的には、
・枝ごと切り取る
・袋に入れて処分する
これが効果的です。
薬剤を使う場合は、
・スミチオン
・ダイアジノン水和剤
などを希釈して散布します。
ただし注意点もあります。
アメリカシロヒトリ自体に毒はありませんが、
アレルギーでかぶれる方もいます。
なので、
ゴム手袋は必須です。
そして高所の巣は、
無理せずプロに相談してください。
■ 予防するには?
予防で一番大切なのは、
風通しを良くすることです。
そのためには、
定期的な剪定が重要になります。
さらに、
5月・7月・9月あたりに薬剤の予防散布を行うと、
かなり効果があります。
そして何より、
普段から木の状態を見てあげること。
早く気づければ、
被害は最小限で済みます。
■ 桜の管理・害虫のご相談もお気軽に
桜は本当に綺麗な木ですが、
害虫との付き合いも多い木です。
「最近葉っぱがおかしい」
「白い巣を見つけた」
「毛虫が増えてきた」
そんな時は、早めにご相談ください。
ハナタニガーデンワークスでは、
八尾市を中心に、庭木管理・害虫対策のご相談を承っています。
https://lp.hanatanigardenworks.com/
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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